祭子
2022-07-18 10:56:53
7770文字
Public FF7/R×A/TLKG
 

■BEFORE SUNRISE/PROLOGUE■

∠[ν]-εγλ0012/12
ヒーリンの山中で乳児を保護しました。ルーファウスの待望していたこの日がついに訪れました。
※サイト掲載テキスト(20200615初出)

■BEFORE SUNRISE/PROLOGUE■
∠[ν]-εγλ0012/12


 ミッドガルエリアとジュノンエリアを横断する山脈、その中央付近。かつての魔晄都市から車で二時間程度の山ぞいに、ヒーリンロッジはある。
 もとは神羅電気動力株式会社がその黎明期に――福利厚生の一環で――開発した区画だったが、ほどなくして廃れた。色褪せたパンフレットにある保養施設は、しかしルーファウス神羅の隠所としては恰好の場所だった。
 ひときわ高い岩棚にあったコテージを、ルーファウスは本社兼居宅としてかまえた。星痕症候群が完治してずいぶんと経つが、いまだ彼はこの地にとどまっている。
 エントランスからロビーを通り、前室を抜けた最奥に社長室はある。調度は質素だが、設備はこの時世にもかかわらず整っていた。
 ルーファウスはふとキーボードを打つ手を止める。窓のそとを見た。ロッジの窓はどれも大きい。セキュリティーのため、さすがに防弾硝子に入れ替えてはいるものの、森と青灰色の岩肌が壮大なビューポイントには変わりない。当時の社員の人気はふるわなかったようだが、ルーファウスの気分転換に一役買っている。
 一条の昼光が彼に射す。木々が騒いでいる。なかでも見事な大木――彼女はそれを長老と呼んでいた――が、鼓翼するようにしなっている。しばらく様子をうかがっていたが、何も起こる様子はない。ルーファウスは吐息をついて、執務を再開した。ちょうどそのときだった。
 ホールから悲鳴が上がった。男女の判別もつかないような奇声だ。たまには荒事もよかろう、などとルーファウスは呑気なことを考えている。ややしばらくして、ノックと同時にドアが開く。黒服の三人がわれ勝ちに押し入ってきた。ノックの意味を考えながら、ルーファウスは目の前のタークスに、入れ、と言った。
「何ごとだ」
「社長、大変だ」
「赤ちゃんです」
「そこの大きな木の下に落ちてたぞ、と」
 ルーファウスの声に、三者三様の大声がかぶさる。ほいっと差しだされたのは、紛れもなく乳児だ。ルーファウスは眉をひそめた。
「犬猫でもあるまいし。やすやすと拾ってくるな」
「ひどい」
「だってよ、見てくれよ。このちっこいの、社長にそっくりなんだぞ、と」
 レノが乳児を指差す。ルードに抱かれたそれは、喧噪にもかかわらず目を閉じている。アフガンから覗く小さな頭には、肌にとけこみそうな金色の産毛。どこかで見た顔だと、ルーファウスは記憶をたどる。すぐに納得した。
 乳児はルーファウスのアルバムの、最初に貼られた写真と同じ顔をしていた。
「ああ、生まれたのか」
 長老の羽ばたき。彼を射した光。あれは瑞光だったのか、とルーファウスは思った。
「私の子供だ」
 ルーファウスは立ち上がる。三人を見まわしてから、明言した。
「まじか」
「本当ですか、いつの間に。やだ、すごいです。そこ詳しくお願いします」
「どういうことだ、社長、どういうことだ」
「社長、認知するのかよ。清く正しく交際してた女がいたなんてな。気づかなかったぞ、と」
「清くはないが。まあ、お前たちの目をかいくぐっての密会は、なかなかに面白かったぞ」
「社長も男の人だったんですね。やりますね」
 嬉々として拍手をするイリーナとは反対に、レノとルードの顔色がいっきに青ざめる。ルーファウスは執務デスクを離れ、西側に設けた応接ブースへと移った。振り返りざまに、口角を上げる。
「しっかりしろよ、タークス」
 このコテージにはタークスの与り知らない賓客があった。言外にたしなめられて、イリーナはようやくことの重大さに気がついたらしい。
 慌てて姿勢を正してから、イリーナはルードに矛先を向ける。
「ほら、赤ちゃんはお父さんに返さなくちゃですよ」
「私は子供など抱いたことはないのだが」
「俺たちだってそうだ」
 言いながら、坊主の強面は乳児を父親に引き渡した。ルードはほっとしている。小さないのちは銃火器よりも重いようだ。
「意外だな、社長。しっくりくるぞ、と」
 三人が父子を囲む。レノが感嘆の声を上げた。ルードは思わずサングラスを持ち上げた。イリーナは乳児の頬を突っついている。
「かわいい。ルード先輩の抱っこより、嬉しそうです」
「こんなちっこくても、身内って本能で分かんのかな。てか起きねえな」
「胆の太さも社長似だ」
「あれ、お母さんの遺伝子は」
 イリーナはふと顔を上げた。ルーファウスは黙っている。
「おい、イリーナ。それは」
「そうですよ、そうそう。大事なことです。社長の恋人ていうか、奥さんっていうか、赤ちゃんのお母さんは」
 イリーナが臆面もなく聞いた。まるで天気の話をするように。レノとルードは冷や冷やしながらも、こっそりとサムズアップをした。
 わずかに笑ってから、ルーファウスが口を開きかけたそのとき、社長室に再びノック音が響く。許可を得てから入室したのは、ツォンだ。
「社長、マテリア研究所第一六分室の件ですが」
 つかつかと歩みより、資料から視線を上げたところでツォンは眉をしかめた。
「それは」
「私の子供だ。お前も抱いてみるか」
 けっこうです、と言ってからツォンは珍しく口ごもっている。レノとルードも親指を隠しつつ、二人の出様を待っている。イリーナは額を押さえていた。彼女の雇用主のセンシティブな問題を前にして、すっかり青ざめている。イリーナはよく余計なことを口走る。タークスらしからぬ向こう見ずな気質をしているが、それは彼女の持ち味だ。ルーファウスは部下の無礼を気にしていない。
「母親は死んだよ」
 そう言ったルーファウスの表情は、何一つ変わらなかった。
 タークスはいちように緊張した。根本から枝葉に至るまで、問い質したいことはたくさんあるだろう。だが、黙っている。ルーファウスにも、そして彼の腕のなかの乳児にも、かける言葉が一つも見つからなかったようだ。
「だからこの子供には、父親しかいない」
 父親。彼は自身の口から長らく確執のあった文言がでたことに、驚いた。奇妙な感覚がしたが、それでもルーファウスの決心は変わらない。
「私は父親として子供を育てると、母親と約束した。お前たちも協力してくれないか」
 社命ではなく、個人的な依頼だった。
 タークスにとって神羅家の正統な後継者へ追従することに、何ら異存はないだろう。それは命令などなくても、もともと業務の一環だからだ。
 だがルーファウス個人の依頼となれば、ニュアンスが違ってくる。
 欽仰の対象である主の、その子供の育成につきそい、成人を見届けられることは、彼らにとって何よりの果報だろう。ルーファウスの意志を継ぐ者が途絶えないかぎり、タークスは存続する。彼らは、ともすれば『神羅電気動力株式会社』より『総務部調査課』を愛している。タークスのなかで、何かがふつふつと湧き立つ。それがゆらめく陽炎のように、ルーファウスの目にはっきりと映った。
「保育プログラム、作成しますね」
「買いだし行ってくるぞ、と」
「ベビールームの準備に取りかかる」
 彼らの結束力は、有事のさいにこそ発揮される。三人は――任務内容はともかく――すっかり総務部調査課の顔つきになった。一斉に踵を返すなか、イリーナだけが引き返してきた。
「忘れるところでした。これ、赤ちゃんのおくるみから落っこちたんですけど」
 イリーナが差しだしたのは小さな球体だった。貴石よりもなお美しい色をしている。ツォンの息をのむ気配がした。
「真白なマテリアなんて見たことないですけど。マテリアなら社長にお渡ししなきゃと思って」
「正解だ。よくやった、イリーナ」
 ルーファウスは頷きながら、ジャケットへとしまう。軽いというのに、重い。重責でブレストポケットが底抜けるのではないかと、彼は気を引き締めた。
 これはいずれ星の盾となる。何よりも、子供の母親の形見に違いなかった。
 ドアの閉まる音を背中で聞きながら、ツォンがルーファウスを見る気配がした。ルーファウスはツォンを見ない。彼の視線は子供に注がれたままだ。
 ルーファウスが彼の意志で口を閉ざしたのであれば、それを再び開くことができるのは彼自身のほかにいない。ツォンならば重々承知しているはずだった。
「では私は乳幼児教育の専門家を当たります。取り急ぎあなたの成長に携わった人物を捜索しますが、この時世です。死亡していた場合をかんがみて、ほかに適材もピックアップします」
 ルーファウスは頷く。それから彼は自身のナニーを思いだした。普段の世話のほか、しつけや情操教育をケアするために雇われた若い女だった。ことさら印象に残る思い出はなかった。不興を招かないよう、機嫌取りすらしないのだ。ナニーだけではない。小さな彼を囲む使用人は皆、おおよそそのような態度だった。
「社長」
「何だ」
 もう一つ、と言い渋ったあと、ツォンはルーファウスを見据えた。
「DNA型鑑定を手配しますが、よろしいですね」
「私の子供だと言っている」
「金髪の赤ん坊など、どうとでも用意できます」
「夢のないことだな」
「何に利用されるとも分かりません」
「そんなことをして困るのは、お前たちだと思うぞ」
 ツォンは乳児に視線を落とす。ルーファウスは、なるほどと思った。この男は向後も眉間にしわを刻み続けるのだろう。
「そのようです。これは」
 乳児はいつの間にか目を開けている。色の認識力すら鈍いそれは、しかししっかりとルーファウスに注がれていた。こうして見ると、なるほど母親似といっても差し支えはない。
 緑。
 瑞々しい色をした双眸に、この先、父親はどのように映るのだろう。
「まあ、いい。お前の気のすむようにしろ。だがな」
 ルーファウスは片手で乳児を抱き、空いた手を乳児に握らせている。
「大事にしろよ。人類とくそったれの星を救う子供だからな」
 主の口からスラングが飛びだすとは思ってもみなかったのだろう。ツォンの口がぽかんと開いた。子供の顔から窓外の大樹へと目をやりながら、ルーファウスはくつくつと笑った。この続きを聞かせれば、目を白黒させるのかもしれない。
 何よりも私の心を救ういとおしい子だ、と。


 コテージの二階はルーファウス神羅のプライベートフロアだった。一箇月ほど前からは神羅家のそれになった。
 子供のまわりは終始賑やかだった。
 日当たりのいいゲストルームがベビールームとして設えられた。いっとき子供の母親が使っていた一室だった。ベッドの上に――はっきりとした色のリングがいくつも連なる――モビールが吊り下げられている。それは子供の成長にあわせて少しずつ色が変えられているのだと気づいたとき、タークスの業務内容の幅広さにルーファウスは今更ながら感心した。
 ベビーベッドは二階だけでなく、社長室にまで置かれた。タークスの一存だった。彼らは未知の生命体に興味がつきないようで、何かにつれて社長室に入りびたった。タークスの血も涙もない部分はよく知っている。が、たまに見せる血の通った部分も面白いとルーファウスは思う。ただ困ったことに、彼らは子供を好きなようにかまい、泣きだして手に負えなくなればルーファウスに押しつけるのだ。
「私を何だと思っている」
「父親だろう、社長。それよりお父さんと呼ばせるのか、パパと呼ばせるのか、どっちだ社長」
「子供に任せる。それよりも、私は今、執務中なのだが」
「だって社長が抱っこすると、すぐ泣きやむんですもん。いい声ですもんね、社長。本当、声だけは。あ、顔も」
「二言、余計だ。何のために世話役を雇ったと思っている。世話役を待機させておけ」
「おばちゃんのとこ連れてくより、社長に押っつけたほうが早いぞ、と。それにここは一般人立入禁止だろ、社長」
「ならば、私の執務中は最初から預けるなりすればいい」
「社長。可能なかぎり、おそばで養育されてはいかがですか。夫人とお約束なさったのでしょう」
 四人それぞれと、同じような会話を四回し、四度天井を振り仰いだところでルーファウスは諦めた。片腕で子供をゆすりながら、空いた手でタイピングするにも支障はない。声をかければ泣きやむことが分かってからは、そうするよう心がけている。しかしルーファウスと子供には共通の話題がない。
 代わりに資料を読み上げる神羅社長を、ちょうど入室した秘書が笑った。
「今から英才教育ですか」
「では、次はこれを読んでやろう。『東西横断幹線道路インフラストラクチャー事業にかかわる修正予算案』だ。頼れる右腕になってもらおうか」
 ルーファウスが投げやりに言う。小休憩の給茶支度をしながら、秘書は再び吹きだした。
「もうちょっと楽しいお話をしてあげたらどうですか」
「たとえば」
 ルーファウスはディスプレーから目を離す。チェアごと秘書に向き直り、足を高く組み上げた。
「僕だったら、そうですね、お母さんのお話なんていいと思いますけど」
「ジャッド。お前は私に惚気ろというのか。子供に向かって、しかも仕事中にだ」
「え、惚気られるようなことしちゃってたんですか。女の人と。社長が。聞きたいような、聞きたくないような」
 驚愕におののき、コーヒーをこぼしそうになっているジャッドを見て、ルーファウスはようやく溜飲が下がる。それもつかの間、すぐに別の不満が生まれた。秘書は、社長のオフタイムになると友人の顔になる。ルーファウスは友人にどれだけ女の扱いがひどい男だと思われているのだろう。
 ジャッドから彼の性に関するゴシップは、今までにさんざん聞いてきた。ルーファウスにとってそれはほとんど笑い話だった。世間が勝手に騒ぎたてるゴシップを、気にする性質ではない。彼らのなかで『ルーファウス神羅』の虚像がつくり上げられていることにも。
 しかし、とルーファウスはこめかみを押さえた。子供の母親を無下にする男だと、ほかでもない友人に決めつけられるのは、それはあまりにもひどい話ではないか。
「私は一途だぞ」
 今度こそ秘書がハングアップした。まだ手に持ったままのトレイの上で、カップが冷めていく。失礼なやつだ、と言いながらもルーファウスは声を立てて笑った。
 やはりタークスは頻繁に社長室をおとずれた。誰がいちばんに名前を覚えられるかが、目下の気がかりなのだと言う。ルーファウスは子供にミルクを与えながら、いくら何でも急きすぎだろうと呆れた。
「ちゃんとお父さんなのに、社長は社長のままですね」
「哺乳瓶と社長、恐ろしい絵面だ。だがマッチしている」
「ミルクげろぶっかけられて、何でそんな涼しい顔していられるんですか」
「おかしくないところがおかしいぞ、と。おむつ交換なら、どうだ」
「まずいな。違和感が仕事をしない」
「社長、本当にお父さん初心者ですか。まさか、余所にも子供つくったりしてませんよね」
「ばかか、お前たちは」
 タークスはしきりに首を傾げていた。
 ルーファウスはもともとタフな精神をしているが、慢性的に睡眠時間は足りていないはずだ。だというのにルーファウスは思考力も所作も、声のトーンすら何も変化がない。子供には淡々と接しているようで、愛情深くも見える。その逆もまたしかりだった。
 そのようなことを面と向かって言われたルーファウスも、首を傾げる。彼からしてみれば、やるべきことはやる、何も変える必要がないから変わらないだけのことだ。不調和はない。
「社長って、そつがないっていうか。動じないですよね」
「ちょっと、このちっこいの誘拐してみるか」
「お前たちは、無職になりたいのか」
 タークスは悲鳴をあげて逃げていく。そしてほとぼりが冷めたころに、またやって来るのだった。タークスの業務に滞りはなかったので、ルーファウスは放っておいた。
 ヒーリンロッジのふもとまで外気浴にでれば、老人たちにかわいがられているという。山麓の開発も進み、にわかに移住者が増えたようで、そのうち年の近い友人もできるかもしれないと年配のナニーが喜んでいた。
 それが叶う望みは薄いが、いい世話役だとルーファウスは思った。
 夜は親子の時間だ。
 警護のため、タークスが階下のオフィスに交代でつめている。だが、緊急時を除いて彼らは二人に関与しない。
 機嫌のいい子供だったが、ぐずりだすと長い。母親に似ている。彼女が身をもって教えたあやし方を、ルーファウスは何度も子供に繰り返した。
 ミルクを与えることにも慣れたころ、彼は子守歌というものを思いだした。レパートリーはいくつかある。彼女がルーファウスに歌ったものだ。昼間は決して聞かせることのないそれも、夜は特別に独唱会をした。
 本棚にはすでに児童用の書籍が山積みだった。読み聞かせてやれということなのだろうが、いかんせん相手は乳児だ。
「目の見えないお前には、そうだな、何か物語を聞かせてやろう」
 そう言ってから、彼は自嘲した。レノが手当たり次第に買いあさった絵本を前に、時期尚早だと苦言を呈したのは、ほかでもないルーファウス自身だった。
「差しあたっては、私と母さんの出会いから始めてみようか」
 修正予算案と同様、母親の話も子供にはまだ意味をのみこむことができない。無論、分かっている。
 それでも。
 ルーファウスは、口を閉じる気が起こらなかった。少しもだ。


 朝はすぐにやってくる。そして日中は忙しくすごし、また夜になる。
 ルーファウスにとってこれほどに賑わしく、体力を削られる生活は初めてだった。もうしばらくはこの調子だろう。子供が本格的に修養を積む年ごろになるまでは、このくらい近しい距離でいることもやぶさかではない。
 そう考えたところで、ルーファウスはふとわれに返る。ぷっと吹きだし、やがて声を立てて笑った。これでは気の早いレノよりなお、せっかちではないか、と。
「お前がここにいたら、いったい何を言われることやら」
 リビングのソファーに腰かけて、ルーファウスはあたりを見まわす。笑声は止まらない。
「ああ、私は笑っているのか。また、ここで。お前のいない、私たちの家で」
 彼女は豪邸だと目瞠したが、彼の不動産のなかでは資産価値は低い。古く、手狭だった。それでも人一人の存在がないだけで、フロアはがらんとしていた。一箇月前までの、ルーファウスの心のなかに似ている。
 今は違う。
「よく決心してくれた」
 あのころと同じ、またあたたかなわが家に戻るのだろう。
 ルーファウスは左腕のなかを覗きこんだ。瑞々しい翠眼がうとうとと閉じかけている。そろそろ物語を聞かせるころあいだった。
「お前の母さんはな、あれはとんでもない女だった」
 母親と同じ色をした双眸を見つめてから、ルーファウスは子供のつむじに口づけをした。 
「聞くか。名前をエアリスという」


 エアリス・ゲインズブール。
 彼女との軌跡が、今、あざやかによみがえる。


■END■
(プロローグ)

20200615