創作・設定(術使い)

創作/設定メモ

術使い・設定

エスト地方に多く見られる、特殊な能力を持つ人の名称。
生まれ持った素養が必要で、後天的に能力を得られる人はいない。
各地で様々な通称があるが、エスト地方の一部では仙人と呼ばれている。

物質(媒体)に自分の熱量を与えて干渉し、物質(媒体)を変化・変質させることができる。
優秀な術使いは、大気中の原子・分子に干渉することができ、一見すれば何もない空間から物質などを生み出すことが可能なように思わせる。

ただし、生み出すものの大きさに体して媒体が小さければ小さいほど、必要とする熱量は増大する。また、脳内で描くイメージによって、精度などが変わるため、人間の背に羽根を生み出す場合などは羽根の構造や人の筋肉などとの繋がりまで緻密にイメージしなければ、実際に羽ばたいて空を飛ぶことのできる羽根は生み出すことができない。

また、食べ物を原子・分子から生み出すためには、食べ物と同等の熱量が最低限でも必要なので、サバイバルには全く向かない。ただ、出された肉料理を魚料理に変えるだけならばさほど熱量を必要とはしない。嫌いな食べ物を好きな食べ物に変えるのは術使いの子供のイタズラの常套手段。

なお、熱量を激しく消費し続けると、肉体に負荷がかかり、体が段々と壊死していくという、魔界のものから授かる力を扱う魔法使いとは全く違うデメリットを持っている。ちなみに魔法使いは、魔界のものに与える対価(力を貰う相手によるが、だいたいは生物の命や精気)がなくなると、魔界のものに喰われる。

術使いは熱量の効率が悪いためか、遺伝子的には劣勢である。術使い同士の子供は基本的に術使いであることが多いが、隔世遺伝により必ずしも術使いの子供が産まれるとは限らない。また、双子の場合は、術使い同士の系譜であれば互いに術使いだが、隔世遺伝などの場合はどちらかだけが術使いである。なお、魔法使いは、魔界のものとの契約が必要なため、後天的な能力で遺伝子は全く関係ない。

術使いの人数は年々減っており、能力の制御などを伝えることが難しい地域もあるため、各地に術使いの組織を展開して、術使いの子供たちを対象とした寄宿学校を運営したり、各地における術使いたちの情報を集めたり、情報伝達などを通して各地での術使い互助活動をしたりしている。本部はエスト地方。

なお、エスト地方と山を挟んで西側のルエスト地方には、術使いとその家族のみで構成される村があり、西支部の拠点となっている。セイとサイノはここで暮らしている。

キャラの術使い

セイ→隔世遺伝による。死産した双子の兄は恐らく素養なし。
フェリア→両親とも優秀な術使いで、彼女もまた、特に優れた術使い。
サイノ→両親とも術使い。ただし母親の側では素養なしの人間も系譜に存在している。
オレッキエッテ→隔世遺伝による。

ジョアンは、セイ側の遺伝により素養なし。